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勝新と雷蔵

優・勝新太郎と市川雷蔵についての個人的考察
同じ年に生まれ同じ作品でデビュー

19才の冬、京都の撮影所で勝新を生で見た
座頭市の扮装をして暖をとっていた
その姿は「孤高の市」だった・・・

<★印はリンク先に作品解説>

9/21 
更新

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日本特撮史
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シリーズ物作品一覧
勝新太郎 市川雷蔵    
1931年(昭6) 0歳 11月29日
母方の実家のある千葉県で生まれる。
8月29日
京都市中京区西木屋町神屋町で生まれる。
0歳 1931年(昭6)
長唄三味線方の杵屋勝東治と妻・八重子の次男として、東京市深川区(現在の東京都江東区)で育つ。 生後6か月の時に伯父で歌舞伎役者の三代目市川九團次の養子となる。
旧制法政中学校(現在の法政大学中学高等学校)中退。十代のころは長唄と三味線の師匠として、深川の芸者に稽古をつける。 15歳の時に大阪歌舞伎座で催された東西合同大歌舞伎の『中山七里』の娘おはなで市川 莚蔵(いちかわ えんぞう)として名乗り初舞台を踏んだ。
1951年(昭26) 20歳 - 関西歌舞伎俳優協会会長の要職を担う重鎮となって子がなかった三代目市川壽海の養子となり「八代目市川雷蔵」を名乗る。 20歳 1951年(昭26)
1954年(昭29) 23歳 長唄の名取「二代目 杵屋勝丸」としてアメリカ巡業中に、撮影所で紹介されたジェームズ・ディーンに感化されて映画俳優になることを決意。
帰国後、大映京都撮影所と契約。
大阪歌舞伎座で催された六月大歌舞伎『高野聖』において、台詞がひとつもない白痴の役が割り当てられたことに憤激し、梨園と縁を切ることを決意、かねてから雷蔵を時代劇のスターとして売り出そうとしていた大映の誘いに応じ、映画俳優に転身した。 23歳 1954年(昭29)
花の白虎隊(8月25日公開)で
主演(雷蔵)と助演(勝新)として同時映画デビュー
   
お富さん(11月3日公開)で主演 銭形平次捕物控 幽霊大名(9月29日公開)で助演
主演長谷川一夫
   
怪猫逢魔が辻(12月29日公開)で助演
大映怪猫映画第四作、主演は入江たか子
千姫(10月20日公開)で助演
主演京マチ子
   
- 歌ごよみ お夏清十郎(11月1日公開)で助演
主演美空ひばり
   
- 潮来出島 美男剣法(12月22日公開)で主演
監督安田公義
   
1955年(昭30) 24歳 「駕で行くのは」(1月9日公開)で主演 「次男坊鴉」(1月29日公開)で主演
撮影宮川一夫
24歳 1955年(昭30)
「花ざかり男一代」(2月26日公開)で主演
監督森一生
「次男坊半官」(3月25日公開)で主演
「天下を狙う美少年」(4月8日公開)で主演
撮影宮川一夫
「鬼切り若様」(4月20日公開)で主演
監督安田公義
「薔薇いくたびか」(4月24日公開)で共演
主演小沢栄、監督衣笠貞之助
「月を切る影法師」(6月8日公開)で主演
監督三隅研次
-
「踊り子行状記」(6月26日公開)で主演(雷蔵)と助演(勝新)
監督安田公義
「花の二十八人衆」(8月9日公開)で主演
監督斎藤寅次郎
「綱渡り見世物侍」(9月6日公開)で主演
「かんかん虫は唄う」(8月31日公開)で主演 新・平家物語(9月21日公開)で主演 ★★★★★
監督溝口健二、撮影宮川一夫、共演久我美子
「悪太郎売り出す」(10月19日公開)で主演 「いろは囃子」(11月1日公開)で主演
「怪盗と半官」(12月7日公開)で主演(雷蔵)と助演(勝新)
1956年(昭31) 25歳 「花の渡り鳥」(1月3日公開)で共演
主演長谷川一夫
25歳 1956年(昭31)
「まらそん侍」(2月5日公開)で主演
監督森一生
「又四郎喧嘩旅」(1月9日公開)で主演
「柳生連也斎 秘伝月影抄」(2月26日公開)で主演(雷蔵)と助演(勝新)
「祇園の姉妹」(5月18日公開)で助演
主演小野道子、監督野村浩将、脚本依田義賢
「浅太郎鴉」(3月28日公開)で主演
監督三隅研次
「あなたも私もお年頃」(6月21日公開)で主演
主演雪村いづみ、監督松林宗恵
「喧嘩鴛鴦」(5月25日公開)で主演
「怪猫五十三次」(7月19日公開)で主演 「花の兄弟」(6月8日公開)で主演
監督三隅研次
「花頭巾」(7月25日公開)で共演
主演山本富士子
「折鶴七変化」(8月1日公開)で主演
監督安田公義
「銭形平次 人肌蜘蛛」(8月14日公開)で助演
監督森一生
「不知火奉公」(9月19日公開)で主演
監督三隅研次
「弥次喜多道中」(8月22日公開)で主演
監督斎藤寅次郎
「月形半平太 花の巻/嵐の巻」(10月17日公開)で共演
主演長谷川一夫、監督衣笠貞之助
「続・花頭巾」(11月7日公開)で共演
主演山本富士子
「新平家物語/静と義経」(11月28日公開)で助演
主演淡路千景、撮影宮川一夫
「あばれ鳶」(12月12日公開)で主演
監督森一生
「母白雪」(12月19日公開)で助演
主演三益愛子、監督安田公義
編笠権八(12月28日公開)で主演★★
監督三隅研次、共演近藤美恵子
1957年(昭32) 26歳 「スタジオはてんやわんや」(1月15日公開)で共演
大映スター総出演
26歳 1957年(昭32)
「信号は赤だ」(1月22日公開)で主演 -
「凸凹巌窟王」(2月27日公開)で主演
監督斎藤寅次郎
-
「大阪物語」(3月6日公開)で主演(雷蔵)と助演(勝新)
原作溝口健二、脚本依田義賢
- 「朱雀門」(3月20日公開)で助演
主演若尾文子、監督森一生、撮影宮川一夫
- 「源氏物語 浮舟」(4月30日公開)で助演
主演長谷川一夫、監督衣笠貞之助
「大江戸人気男」(5月8日公開)で主演
監督斎藤寅次郎
-
「刃傷未遂」(5月13日公開)で助演
主演長谷川一夫
-
「二十九人の喧嘩状」(6月4日公開)で主演(雷蔵)と助演(勝新)
監督安田公義
「怪猫夜泣き沼」(6月18日公開)で主演 「弥太郎笠」(7月2日公開)で主演
監督森一生
「三日月秘文」(7月21日公開)で主演
監督三隅研次
「万五郎天狗」(8月6日公開)で主演
監督森一生
森の石松(9月3日公開)で主演
監督田坂勝彦、共演小野道子
「稲妻街道」(9月21日公開)で主演
監督森一生
- 「鳴門秘帖」(9月29日公開)で助演
主演長谷川一夫、監督衣笠貞之助
- 「鬼火駕籠」(11月10日公開)で主演
「不知火頭巾」(11月17日公開)で主演
「清水港喧嘩旅」(12月8日公開)で主演 桃太郎侍(12月15日公開)で主演★★★★
監督三隅研次、共演木暮実千代
1958年(昭33) 27歳 - 「月姫系図」(1月9日公開)で主演
撮影宮川一夫
27歳 1958年(昭33)
「遊侠五人男」(月日公開)で共演
主演長谷川一夫
「おさけ鴉」(1月22日公開)で主演
監督斎藤寅次郎
「花太郎呪文」(2月5日公開)で主演
監督安田公義
「陽気な仲間」(3月18日公開)で主演 -
「ふり袖纏」(3月25日公開)で主演
監督三隅研次
-
忠臣蔵(4月1日公開)で共演★★★
監督渡辺邦男、主演長谷川一夫、共演京マチ子
「風来坊一本勝負」(5月18日公開)で主演
監督安田公義
「度は気まぐれ風まかせ」(4月16日公開)で主演
「怪猫呪いの壁」(6月15日公開)で主演
監督三隅研次
「命を懸ける男」(4月29日公開)で助演
主演長谷川一夫
「東海道の野郎ども」(8月26日公開)で主演 「七番目の密使」(6月10日公開)で主演
監督森一生
- 「女狐風呂」(7月13日公開)で主演
監督安田公義
「花の遊侠伝」(8月31日公開)で助演
主演長谷川一夫、監督安田公義
「人肌孔雀」(8月3日公開)で助演
主演山本富士子、監督森一生
- 炎上(8月19日公開)で主演★★★★
監督市川崑、撮影宮川一夫、共演新珠三千代
日蓮と蒙古大襲来(10月1日公開)で共演★★
監督渡辺邦男、主演長谷川一夫、共演淡島千景
「血文字船」(10月27日公開)で主演 濡れ髪剣法(11月8日公開)で主演★★★★
監督加戸敏、共演八千草薫
- 「伊賀の水月」(11月15日公開)で助演
主演長谷川一夫、監督渡辺邦男
弁天小僧(11月29日公開)で主演(雷蔵)と助演(勝新)★★★★
監督伊藤大輔、撮影宮川一夫、共演青山京子
「水戸黄門漫遊記」(12月21日公開)で助演
主演中村鴈治郎、監督三隅研次
同時上映 「化け猫御用だ」(12月21日公開)で特別出演
田中徳三 第一回監督作品
1959年(昭34) 28歳 「天竜の鴉」(1月22日公開)で主演
監督安田公義
「人肌牡丹」(1月3日公開)で助演
主演山本富士子、監督森一生
28歳 1959年(昭34)
「情炎」(3月17日公開)で助演
主演山本富士子、監督衣笠貞之助
「遊太郎巷談」(1月14日公開)で主演
「紅あざみ」(5月8日公開)で主演
監督安田公義
蛇姫様(2月25日公開)で主演★★★
監督渡辺邦男、共演瑳峨三智子
- 若き日の信長(3月17日公開)で主演★★★★
監督森一生、共演金田一敦子
- 「お嬢吉三」(4月21日公開)で主演
監督田中徳三
- 「山田長政 王者の剣」(5月1日公開)で助演
主演長谷川一夫
- 「千羽鶴秘帖(5月20日公開)で主演★★★★
監督三隅研次、共演左幸子
次郎長富士(6月2日公開)で共演★★
監督森一生、主演長谷川一夫、共演山本富士子
「千代田城炎上」(6月13日公開)で主演
監督安田公義
「ジャン・有馬の襲撃」(7月12日公開)で主演
監督伊藤大輔
「美貌に罪あり」(8月12日公開)で助演
主演杉村春子、監督増村保造
濡れ髪三度笠(8月1日公開)で主演★★★
監督田中徳三、共演淡島恵子
「鳴門の花嫁」(8月23日公開)で主演 かげろう絵図(9月27日公開)で助演★★
主演山本富士子、監督衣笠貞之助
「町奉行日記 鉄火牡丹」(9月13日公開)で主演
監督三隅研次
-
薄桜記(11月22日公開)で主演(雷蔵)と助演(勝新)★★★★
監督森一生、共演眞城千都世
「月影兵庫 上段霞斬り」(12月20日公開)で主演
監督安田公義
浮かれ三度笠(12月6日公開)で主演★★★
監督田中徳三、共演中村玉緒
初春狸御殿(12月27日公開)で主演(雷蔵)と助演(勝新)★★
監督木村恵吾、共演若尾文子
1960年(昭35) 29歳 「二人の武蔵」(1月3日公開)で共演
主演長谷川一夫、監督渡辺邦男
29歳 1960年(昭35)
「風雲将棋谷」(2月3日公開)で主演 「濡れ髪喧嘩旅」(2月17日公開)で主演
監督森一生
「よさこい三度笠」(3月5日公開)で主演
監督安田公義
「幽霊小判」(4月6日公開)で助演
監督井上昭(第一回監督作品)
- ぼんち(4月13日公開)で主演★★★★
監督市川崑、撮影宮川一夫、共演若尾文子
大江山酒天童子(4月27日公開)で共演★★★
監督田中徳三、主演長谷川一夫、共演山本富士子
「人肌呪文」(5月11日公開)で主演 「歌行燈」(5月18日公開)で主演
監督衣笠貞之助
続次郎長富士(6月1日公開)で共演★★★★
主演長谷川一夫、監督森一生、共演中村玉緒
「源太郎船」(6月15日公開)で主演
監督渡辺邦男
-
「三人の顔役」(7月10日公開)で助演
主演長谷川一夫、監督井上梅次
同時上映 切られ与三郎(7月10日公開)で主演★★
監督伊藤大輔、撮影宮川一夫、共演淡島恵子
「東海道ちゃっきり娘」(7月31日公開)で助演
主演仁木多鶴子
安珍と清姫(8月9日公開)で主演
監督島耕二、共演若尾文子
不知火検校(9月1日公開)で主演★★★★
監督森一生、共演中村玉緒、安部徹、須賀不二男
大菩薩峠(10月18日公開)で主演★★
監督三隅研次、共演中村玉緒・本郷功次郎
「元禄女大名」(9月9日公開)で主演
監督安田公義
「忠直卿行状記」(11月22日公開)で主演
監督森一生
「月の出の血闘」(11月16日公開)で主演
監督伊藤大輔
大菩薩峠 竜神の巻(12月27日公開)で主演★★★
監督三隅研次、共演中村玉緒・本郷功次郎
1961年(昭36) 30歳 花くらべ狸道中(1月3日公開)で主演(雷蔵)と助演(勝新)★★
監督田中徳三、共演若尾文子
30歳 1961年(昭36)
「小次郎燕返し」(1月9日公開)で主演 濡れ髪牡丹(2月8日公開)で主演★★★★
監督田中徳三、共演京マチ子
 
「花と風と砦」(2月22日公開)で主演
監督森一生
好色一代男(3月21日公開)で主演★★★★
監督増村保造、共演若尾文子
 
「みだれ髪」(3月8日公開)で助演
主演山本富士子、監督衣笠貞之助
「おさけ唄えば」(4月5日公開)で主演
監督森一生
 
「飛び出した女大名」(4月16日公開)で主演
監督安田公義
大菩薩峠 完結篇(5月17日公開)で主演★★
監督森一生、共演中村玉緒・本郷功次郎
 
「喧嘩富士」(4月26日公開)で主演
監督渡辺邦男
沓掛時次郎(6月14日公開)で主演★★★★
監督池広一夫、撮影宮川一夫、共演新珠三千代
 
「ドドンパ酔虎伝」(6月7日公開)で主演
監督田中徳三
-  
水戸黄門海を渡る(7月12日公開)で共演★★
主演長谷川一夫、監督渡辺邦男、共演野添ひとみ
 
悪名(9月30日公開)で主演★★★★
監督田中徳三、撮影宮川一夫、共演水谷良重、浪花千栄子
鯉名の銀平(8月27日公開)で主演★★★
監督田中徳三、共演中村玉緒
 
- 「新源氏物語」(10月14日公開)で主演
監督森一生
 
★「釈迦(11月1日公開)で共演★★
主演本郷功次郎、監督三隅研次、共演山本富士子
 
「お兄哥さんとお姐さん」(12月8日公開)で主演
監督黒田義之
★「かげろう侍(11月19日公開)で主演★★
監督池広一夫
 
★「続 悪名(12月17日公開)で主演★★★
監督田中徳三、撮影宮川一夫、共演中村玉緒、中村鴈治郎
★「花の兄弟(12月27日公開)で主演★★★
監督池広一夫、共演橋幸夫、水谷良重
 
1962年(昭37) 31歳 「女と三悪人」(1月3日公開)で共演
主演山本富士子、監督井上梅次
31歳 1962年(昭37)
「化身」(1月14日公開)で主演
監督森一生
★「婦系図(2月21日公開)で主演★★★
監督三隅研次、脚本依田義賢、共演万里昌代
★「鉄砲安の生涯(2月21日公開)で主演
監督木村恵吾、共演浦路洋子
1962年(昭和37年)に永田雅一の養女・雅子と結婚。
3人の子供をもうけている。

YouTube「雷蔵 結婚式

雅子は雷蔵から「表には一切出ないように」と言われており、死後も夫について語って欲しいという依頼を断り続けていたが、死後40年を経た2009年、『文藝春秋』2009年5月特別号に回想記「夫・市川雷蔵へ四十年目の恋文」を発表している。

「三代の盃」(3月4日公開)で主演
監督森一生
     前年の1961年、二代目中村鴈治郎の長女で同じ大映に在籍していた女優の中村玉緒と婚約。玉緒とは1955年「かんかん虫は唄う」で初共演。その後1960年『不知火検校』や、1961年『悪名』などで共演している。1962年3月7日、大映社長の永田雅一の媒酌で結婚式をあげる。

妻の中村玉緒について「中村玉緒は勝新太郎無しでも存在し得るが、勝新太郎は中村玉緒無しでは存在し得ない」と最高の賛辞を語っているが、玉緒は直接は聞き取っておらず「生きている時に言ってくれれば…」と語っている。
       
「裁かれる越前守」(4月6日公開)で助演
主演長谷川一夫、監督田中徳三
同時上映 ★「破戒(4月6日公開)で主演★★★★
監督市川崑、撮影宮川一夫、共演藤村志保
★「座頭市物語(4月18日公開)で主演★★★★
監督三隅研次、共演万里昌代、天知茂
-
「仲よし音頭 日本一だよ」(5月12日公開)で共演
主演本郷功次郎
★「新 悪名(6月3日公開)で主演★★★
監督森一生、共演中村玉緒、芥川一郎
★「中山七里(5月27日公開)で主演★★★
監督池広一夫、共演中村玉緒
★「鯨神(7月5日公開)で助演
主演本郷功次郎、監督田中徳三
★「斬る(7月1日公開)で主演★★
監督三隅研次、共演藤村志保
「江戸へ百七十里」(7月29日公開)で主演
監督森一生
「長脇差忠臣蔵」(8月12日公開)で主演(雷蔵)と助演(勝新)
監督渡辺邦男
「続・座頭市物語(10月12日公開)で主演★★
監督森一生、共演水谷良重、城健三郎
「剣に賭ける」(9月16日公開)で主演
監督田中徳三
★「続・新悪名(11月3日公開)で主演★★★★
監督田中徳三、共演水谷良重、ミヤコ蝶々
「殺陣師段平」(9月30日公開)で主演
「秦・始皇帝」(11月1日公開)で主演(勝新)と助演(雷蔵)
- ★「忍びの者(12月1日公開)で主演★★★★
監督山本薩夫、共演藤村志保・伊藤雄之助
- 「陽気な殿様」(12月15日公開)で主演
監督森一生
1963年(昭38) 32歳 ★「第三の悪名(1月3日公開)で主演★★★
監督田中徳三、共演月丘夢路、長門裕之
同時上映 ★「新選組始末記(1月3日公開)で主演★★★
監督三隅研次、共演藤村志保
32歳 1963年(昭38)
★「雪之丞変化(1月13日公開)で共演★★★
主演長谷川一夫、監督市川崑、共演若尾文子
「破れ傘長庵」(2月7日公開)で主演
監督森一生
★「影を斬る(3月1日公開)で主演★★★★
監督池広一夫、共演瑳峨三智子
★「新・座頭市物語(3月15日公開)で主演★★★★
監督田中徳三、共演坪内ミキ子、河津清三郎
「第三の影武者」(4月21日公開)で主演
監督井上梅次
★「悪名市場(4月28日公開)で主演★★
監督森一生、共演瑳峨三智子、芦屋雁之助・小雁
「手討」(5月29日公開)で主演
監督田中徳三
★「雑兵物語(7月16日公開)で主演★★
監督池広一夫、撮影宮川一夫
共演船越英二・藤村志保
「てんやわんや次郎長道中」(6月30日公開)で主演
監督森一生
★「座頭市凶状旅(8月10日公開)で主演★★
監督田中徳三、共演高田美和、成田純一郎
同時上映 ★「続 忍びの者(8月10日公開)で主演★★★★
監督山本薩夫、共演藤村志保・城健三郎
★「悪名波止場(9月7日公開)で主演★★
監督森一生、共演滝瑛子、水原弘
「妖僧」(10月5日公開)で主演
監督衣笠貞之助
★「ど根性一代(10月19日公開)で主演★★★
監督池広一夫、共演高千穂ひづる
★「眠狂四郎殺法帖(11月2日公開)で主演★★★
監督田中徳三、共演中村玉緒・城健三郎
★「座頭市喧嘩旅(11月30日公開)で主演★★★★
監督安田公義、共演藤村志保、吉田義男
-
★「悪名一番(12月28日公開)で主演★★★★
監督田中徳三、共演江波杏子
同時上映 ★「新忍びの者(12月28日公開)で主演★★★
監督森一生、共演若尾文子・伊達三郎
1964年(昭39) 33歳 ★「ど根性物語 図太い奴(1月19日公開)で主演★★★
監督森一生、共演朝丘雪路
★「眠狂四郎勝負(1月9日公開)で主演★★★★
監督三隅研次、共演高田美和・加藤嘉
33歳 1964年(昭39)
★「座頭市千両首(3月14日公開)で主演★★
監督池広一夫、共演島田正吾、坪内ミキ子
同時上映 ★「(3月14日公開)で主演★★★★
監督三隅研次、共演川津祐介
★「ど根性物語 銭の踊り(5月2日公開)で主演
監督市川崑、撮影宮川一夫、共演江利チエミ
★「昨日消えた男(4月18日公開)で主演★★
監督森一生、共演高田美和
★「駿河遊侠伝 賭場荒らし(6月5日公開)で主演★★
監督森一生、共演瑳峨三智子
★「眠狂四郎円月斬り(5月23日公開)で主演★★★★
監督安田公義、共演浜田ゆう子・東京子
★「座頭市あばれ凧(7月11日公開)で主演★★
監督池広一夫、共演久保菜穂子
同時上映 ★「忍びの者 霧隠才蔵(7月11日公開)で主演★★★★
監督田中徳三、共演磯村みどり・中村鴈治郎
★「悪名太鼓(8月8日公開)で主演
監督森一生、共演朝丘雪路
同時上映 ★「無宿者(8月8日公開)で主演★★★
監督三隅研次、共演藤巻潤
★「駿河遊侠伝 破れ鉄火(9月17日公開)で主演★★★
監督田中徳三、撮影宮川一夫、共演藤由紀子
-
★「座頭市血笑旅(10月17日公開)で主演★★★★
監督三隅研次、共演高千穂ひづる、石黒達也
同時上映 ★「眠狂四郎女妖剣(10月17日公開)で主演★★★
監督池広一夫、共演藤村志保・城健三郎
「乞食大将」(11月28日公開)で主演
監督田中徳三
「博徒ざむらい」(11月14日公開)で主演
監督森一生
「幸せなら手をたたこう」(12月19日公開)で助演
主演宇津井健
-
★「座頭市関所破り(12月30日公開)で主演★★★
監督安田公義、共演高田美和、平幹二朗
同時上映 ★「忍びの者 続霧隠才蔵(12月30日公開)で主演★★★
監督池広一夫、共演藤村志保・城健三郎
1965年(昭40) 34歳 ★「駿河遊侠伝 度胸がらす(1月23日公開)で主演★★★
監督森一生、共演桑野みゆき
★「眠狂四郎炎情剣(1月13日公開)で主演★★★★
監督三隅研次、共演中村玉緒・西村晃
34歳 1965年(昭40)
★「兵隊やくざ(3月13日公開)で主演★★★★★
監督増村保造、共演淡島恵子
★「赤い手裏剣(2月20日公開)で主演★★
監督田中徳三、撮影宮川一夫
共演小林千登勢・南原宏治
★「座頭市二段斬り(4月3日公開)で主演★★
監督井上昭、撮影森田富士郎
共演坪内ミキ子、三木のり平
★「若親分(3月13日公開)で主演★★
監督池広一夫、共演朝丘雪路・三波春夫
★「悪名幟(5月1日公開)で主演★★
監督田中徳三、撮影宮川一夫、共演水谷良重
同時上映 ★「眠狂四郎魔性剣(5月1日公開)で主演★★★
監督安田公義、共演瑳峨三智子
★「無法松の一生(7月14日公開)で主演★★★
監督三隅研次、共演有馬稲子
★「忍びの者 伊賀屋敷(5月12日公開)で主演★★★
監督森一生、共演八千草薫・山形勲
★「続・兵隊やくざ(8月14日公開)で主演★★★★
監督田中徳三、共演小山明子・睦五郎
「若親分出獄」(8月14日公開)で主演
監督池広一夫
★「座頭市逆手斬り(9月18日公開)で主演★★★
監督森一生、共演藤山寛美、滝瑛子
同時上映 「新鞍馬天狗」(9月18日公開)で主演
監督安田公義、撮影森田富士郎
★「悪名無敵(10月27日公開)で主演★★★
監督田中徳三、撮影宮川一夫、共演八千草薫
★「剣鬼(10月16日公開)で主演★★★★
監督三隅研次、共演佐藤慶・睦五郎
★「座頭市地獄旅(12月24日公開)で主演★★
監督三隅研次、共演成田三樹夫、岩崎加根子
「新鞍馬天狗 五條坂の決闘」(11月27日公開)で主演
監督黒田義之
1966年(昭41) 35歳 ★「新・兵隊やくざ(1月3日公開)で主演★★★
監督田中徳三、共演瑳峨三智子・成田三樹夫・藤岡琢也
同時上映 ★「若親分喧嘩状(1月3日公開)で主演★★★
監督池広一夫、撮影森田富士郎
共演小山明子・高田美和
35歳 1966年(昭41)
★「泥棒番付(2月26日公開)で主演★★
監督池広一夫、共演内田朝雄
★「忍びの者 新・霧隠才蔵(2月12日公開)で主演★★
監督森一生、共演田村高廣・小沢栄太郎
★「悪名桜(3月12日公開)で主演★★★
監督田中徳三、共演市原悦子
同時上映 ★「眠狂四郎多情剣(3月12日公開)で主演★★
監督井上昭、共演中谷一郎・水谷良重
★「座頭市の歌が聞こえる(5月3日公開)で主演★★★
監督田中徳三、共演小川真由美、天知茂
同時上映 ★「若親分乗り込む(5月3日公開)で主演★★
監督井上昭、共演本郷功次郎・藤村志保
★「酔いどれ博士(6月4日公開)で主演★★★★
監督三隅研次、共演東野英治郎、ミヤコ蝶々
同時上映 ★「陸軍中野学校(6月4日公開)で主演★★★★★
監督増村保造、共演加東大介・小川真由美
★「兵隊やくざ脱獄(7月13日公開)で主演★★★★
監督森一生、共演小川真由美、田中邦衛
★「大殺陣 雄呂血(7月2日公開)で主演★★
監督田中徳三、共演八千草薫・中谷一郎
★「座頭市海を渡る(8月13日公開)で主演★★
監督池広一夫、共演安田道代
★「若親分あばれ飛車(9月3日公開)で主演★★★
監督-田中重雄、共演瑳峨三智子・藤巻潤

★「続・酔いどれ博士(9月17日公開)で主演★★★
監督井上昭、共演清川虹子、荒木一郎
同時上映 ★「陸軍中野学校 雲一号指令(9月17日公開)
で主演★★★★
監督森一生、共演佐藤慶・村松英子
★「兵隊やくざ大脱走(11月9日公開)で主演★★
監督田中徳三、共演安田道代
同時上映 ★「眠狂四郎無頼剣(11月9日公開)で主演★★
監督三隅研次、共演天知茂・藤村志保
★「酔いどれ波止場(12月24日公開)で主演★★★★
監督井上昭、共演岩崎加根子、小沢栄太郎
★「新書・忍びの者(12月10日公開)で主演★★★
監督池広一夫、共演安田道代・伊藤雄之助
1967年(昭42) 36歳 ★「座頭市鉄火旅(1月3日公開)で主演★★★
監督安田公義、共演藤村志保、東野英治郎
同時上映 ★「陸軍中野学校 竜三号指令(1月3日公開)で主演★★★
監督田中徳三、共演安田道代
36歳 1967年(昭42)
★「兵隊やくざ 俺にまかせろ(2月25日公開)で主演★★★
監督田中徳三、共演内田良平、渚まゆみ
★「若親分を消せ(2月11日公開)で主演★★
監督中西忠三、共演藤村志保・木暮実千代
★「にせ刑事(4月29日公開)で主演
監督山本薩夫、共演吉村実子
同時上映 ★「ある殺し屋(4月29日公開)で主演★★★
監督森一生、撮影宮川一夫
共演野川由美子・成田三樹夫
★「悪名一代(6月17日公開)で主演★★★
監督安田公義、共演森光子、長門勇
同時上映 ★「陸軍中野学校 密命(6月17日公開)で主演★★★★
監督井上昭、共演山形勲・高田美和
7月、勝プロダクション、設立 ★「眠狂四郎無頼控 魔性の肌(7月15日公開)
で主演★★★★
監督池広一夫、共演鰐淵晴子・成田三樹夫
★「座頭市牢破り(8月12日公開)で主演★★
監督山本薩夫、撮影宮川一夫 (勝プロ第一回作品)
共演三國連太郎、鈴木瑞穂
同時上映 ★「若親分凶状旅(8月12日公開)で主演★★
監督森一生、共演江波杏子・都はるみ
★「兵隊やくざ殴り込み(9月15日公開)で主演★★★★
監督田中徳三、共演細川俊之、野川由美子
★「華岡青洲の妻(10月20日公開)で主演★★★★★
監督増村保造、共演若尾文子・高峰秀子
★「やくざ坊主(11月15日公開)で主演★★★★
監督安田公義、撮影森田富士郎
共演成田三樹夫、小川真由美
★「ある殺し屋の鍵(12月2日公開)で主演★★
監督森一生、撮影宮川一夫
共演佐藤友美・西村晃
★「座頭市血煙り街道(12月30日公開)で主演★★★★
監督三隅研次、共演近衛十四郎、高田美和
同時上映 ★「若親分千両肌(12月30日公開)で主演★★★
監督池広一夫、共演長門勇・財津一郎
1968年(昭43) 37歳 ★「悪名十八番(1月13日公開)で主演★★
監督森一生、共演安田道代、森光子
同時上映 ★「眠狂四郎女地獄(1月13日公開)で主演★★★
監督田中徳三、共演田村高廣・伊藤雄之助
37歳 1968年(昭43)
★「とむらい師たち(4月6日公開)で主演★★
監督三隅研次、共演伊藤雄之助
★「陸軍中野学校 開戦前夜(3月9日公開)
で主演★★★
監督井上昭、共演小山明子・細川俊之
 
★「燃えつきた地図(6月1日公開)で主演★★
監督勅使河原宏、共演市原悦子、渥美清
★「ひとり狼(4月20日公開)で主演★★★★
監督池広一夫、共演長門勇・小川真由美
 
★「続やくざ坊主(7月13日公開)で主演★★
監督池広一夫、共演朝丘雪路
「眠狂四郎人肌蜘蛛(5月1日公開)で主演★★★★
監督安田公義。共演緑魔子・川津祐介
 
★「座頭市果し状(8月10日公開)で主演★★★
監督安田公義、撮影宮川一夫
共演待田京介、志村喬


6月、新作「関の弥太っぺ」(三隅研次監督)を撮影していた雷蔵は大量に下血して倒れ、東京の病院に担ぎ込まれた。「急性直腸潰瘍」と診断され手術を受けるが、実はがんだった。
雷蔵の妻雅子は病院で「直腸がん」と告げられたものの、本人には知らせなかった。がんを知った時、雅子は「ひとりで洗面所に行き、泣くだけ泣いてから、顔を洗って病室へもどり、『うん、大丈夫みたい』と伝えた」という(「文芸春秋」2009年5月号)。
「関の弥太っぺ」は降板、代役に本郷功次郎が起用され「二匹の用心棒」として公開された。

雷蔵はこの年1月、宿願だった自身の劇団「テアトロ鏑矢」を結成していた。永田雅一社長に年30日の公演を認めさせ、自身がプロデューサーとなって実験的な現代劇を上演する予定だった。
旗揚げ公演として、7月に京都、東京で「海の火焔樹」を上演予定だったが、これも延期となった。

 
★「兵隊やくざ強奪(10月5日公開)で主演★★
監督田中徳三、共演佐藤友美
 
★「座頭市喧嘩太鼓(12月28日公開)で主演★★★★
監督三隅研次撮影森田富士郎
共演三田佳子、佐藤弁
 
 
1969年(昭44) 38歳 TVドラマ「悪一代」
朝日放送1969/4/5-6/27
38歳  1969年(昭44)
「手錠無用」(4月5日公開)で主演
監督田中徳三
★「眠狂四郎悪女狩り(1月11日公開)で主演★★★★
監督池広一夫、共演久保菜穂子・江原真二郎
    「関東おんな悪名」(5月1日公開)で助演
主演安田道代、監督森一生、撮影森田富士郎
★「博徒一代 血祭り不動(2月12日公開)で主演★★★
監督安田公義、共演近衛十四郎
   
★「鬼の棲む館(5月31日公開)で主演★★★
監督三隅研次、撮影宮川一夫
共演高峰秀子、新珠三千代

退院後、雷蔵は『眠狂四郎悪女狩り』『博徒一代 血祭り不動』の撮影を行ったが、体力の衰えが激しく、立ち回りの場面は吹き替えの役者が演じた。
1969年(昭和44年)2月に体調不良を訴え再入院。2度目の手術を受けた雷蔵は、スープも喉を通らなくなるほど衰弱していたが、『あゝ海軍』で海軍士官の役を演じることに意欲を見せ、関係者と打ち合わせを行っていた。
しかし復帰がクランクインに間に合わず、大映は代役に二代目中村吉右衛門を立てて撮影することを決定。そのことを新聞を読んで知って以来、雷蔵は仕事の話を一切しなくなったという。

7月17日、転移性肝がんのため新宿の朝日生命成人病研究所にて死去。37歳。
葬儀は7月23日に大田区の池上本門寺で行われた。戒名は「大雲院雷蔵法眼日浄居士」。墓所もかつては同寺にあったが、現在は久遠寺(山梨県南巨摩郡身延町)に移転している。

妻の太田雅子は、「雷蔵は最後まで復帰をあきらめておらず、遺言は一切なかった」と述べている。雷蔵の顔には白布が二重に巻かれ、火葬されるまで解かれることはなかった。雅子によると、本人の「痩せてしまった姿を誰にも見せたくない」という遺志から、死に顔を見たのは養父の壽海と大映社長の永田雅一だけであったという。髪は制癌剤のためにすっかり白くなり、手足は見る影もなくやせ衰えていたとのこと。

   
★「人斬り(8月9日公開)で主演★★
監督五社英雄、撮影森田富士郎
共演石原裕次郎、倍賞美津子、仲代達矢、三島由紀夫
   
★「尻啖え孫市(9月13日公開)で助演★★★★
主演中村錦之助、監督三隅研次、撮影宮川一夫
共演中村嘉葎雄、栗原小巻
   
★「悪名一番勝負(12月27日公開)で主演★★★★
監督マキノ雅弘、共演横山道代、田村高廣、江波杏子
   
1970年(昭45) 39歳 ★「座頭市と用心棒(1月15日公開)で主演・製作★★
監督岡本喜八、撮影宮川一夫
共演三船敏郎、若尾文子、滝沢修
   
★「玄海遊侠伝 破れかぶれ(2月21日公開)で主演★★★
監督マキノ雅弘、共演京マチ子、安田道代、松方弘樹
   
「富士山頂」(2月28日公開)で助演
主演石原裕次郎、監督村野鐵太郎
   
★「待ち伏せ(3月21日公開)で助演★★
主演三船敏郎、監督稲垣浩、
共演石原裕次郎、中村錦之助、浅丘ルリ子
   
「あぶく銭」(4月18日公開)で主演
監督森一生、撮影森田富士郎
   
★「やくざ絶唱(7月11日公開)で主演★★★★
監督増村保造、共演大谷直子、田村正和

6月、大映は同じく経営不振の日活と
配給網を統合してダイニチ映配を設立、大映専務の松山英夫が社長、日活常務の壺田重三が副社長にそれぞれ兼任で就任した。
しかし社内からは俳優やスタッフの流出が止まずに予算も削減され、制作現場が荒廃して旧来の撮影所システムの映画作りが破綻する中で、暴力・エロ・グロを中心とした映画が公開されていく。
   
★「座頭市あばれ火祭り(8月12日公開)で主演・脚本★★★
監督三隅研次、撮影宮川一夫
共演仲代達矢・大原麗子・森雅之
   
★「喧嘩屋一代 どでかい奴(11月14日公開)で主演★★
監督池広一夫、撮影森田富士郎
共演山内明・藤田弓子
   
1971年(昭46) 40歳 TVシリーズ「大忠臣蔵」
NET1971/1/5-12/28
   
★「新座頭市 破れ!唐人剣(1月13日公開)で主演・製作★★
監督安田公義、共演ジミーウォング・浜木綿子・南原宏治
   
「男一匹ガキ大将」(3月6日公開)で助演・製作
主演酒井修、監督村野鐵太郎

3月 経営難のため250人の希望退職者を募集した。4月に東京京橋交差点角にあった本社ビルを売却したが、これは当時の大映の末期的様相を象徴する出来事であった。
   
「狐のくれた赤ん坊」(5月26日公開)で主演
監督三隅研次

   
★「顔役(8月12日公開)で★★★★
主演・監督・脚本・製作、
共演山崎努・太地喜和子・若山富三郎

8月、日活が離脱したことでダイニチ映配が崩壊。
   
★「いのち・ぼうにふろう(9月11日公開)で助演★★★
主演仲代達矢、監督小林正樹
共演中村翫右衛門・栗原小巻・佐藤慶
   
      
 10月から新たに大映配給株式会社による配給が開始された。
   
      
11月20日に最後の封切作品である八並映子主演の『悪名尼』(大映東京)と
川崎あかね主演の風俗時代劇『蜘蛛の湯女』(大映京都)を公開する。
同月29日、折から体調を崩していた永田に代わり、永田の息子である永田秀雅副社長から
全従業員に解雇通告がなされ業務全面停止、翌12月に不渡手形を出し、大映は破産宣告を受けた。
直後、大映存続を諦めきれず尽力してきた永田は、倒産のショックもあり高血圧で入院した。
12月28日に現在の東京証券取引所で上場廃止となった。

かくて、永田時代の大映は当時空前の大型倒産と騒がれた後、終焉を迎えた。
最後の数年間は末期的様相を呈しながらも存続していた五社協定も、東宝の映画制作の分社化および専属俳優の大量解雇、
日活のアクション映画路線終焉(日活ロマンポルノ路線への転向)、
大映の倒産(いずれも1971年)でとどめを刺される格好になり、完全に崩壊した。

経営破綻の直前に本社から分離独立するかたちで大映テレビが発足し、多数のスタッフが異動していた。
一方で京都・太秦の大映京都撮影所は閉鎖された。当面、労働組合が会社を管理し、経営の引き受け先を探すことになる。

 
   
1972年(昭47) 41歳 ★「座頭市御用旅(1月15日公開)で主演・製作★★★
監督森一生、撮影森田富士郎
共演-森繁久彌・三國連太郎・大谷直子・高橋悦史

1971年に大映が倒産した当時、大映京都で収録が始まったばかりのテレビドラマ「木枯し紋次郎」の制作を中止させないため、翌1972年に市川崑監督の提唱によって映像京都が発足した。

撮影所に所属していた俳優、製作・美術・技術各スタッフが参加。三隅研次・池広一夫監督、森田富士郎カメラマンらと共に、美術監督の西岡善信が社長に就任した。

大映京都撮影所の閉鎖後は松竹京都映画の構内に事務所を間借りし、作品契約の形態で、監督・プロデューサーを含む約60人のスタッフを抱えていたが、西岡の高齢や時代劇製作の減少を理由に2010年8月31日をもって解散した。
なお、解散後の作品の著作権表記(保有)は日本映画放送株式会社となっている。

その後、2011年に当時の中堅・若手スタッフらによって、
事実上の映像京都の後継である「株式会社京都組」が設立された。
   
★「新兵隊やくざ 火線(4月22日公開)で主演・製作★★
監督増村保造、共演安田道代・宍戸錠
   
★「新座頭市物語 折れた杖★★★★
(9月2日公開)で主演・監督・製作、撮影森田富士郎
共演太地喜和子・中村嘉葎雄・吉沢京子・小池朝雄
   
TVシリーズ「長谷川伸シリーズ・一本刀土俵入り」
NET1972/10-1973/4
   
★「御用牙(12月30日公開)で主演・製作★★★
監督三隅研次、共演朝丘雪路・田村高廣・渥美マリ
   
1973年(昭48) 42歳 ★「新座頭市物語 笠間の血祭り(4月21日公開)★★★★
で主演・製作 監督安田公義
共演十朱幸代・岡田英次
   
★「王将(5月19日公開)で主演★★★★
監督堀川弘通、共演中村玉緒・仲代達矢・藤田まこと
   
★「御用牙 かみそり半蔵地獄責め(8月11日公開)で主演・製作
★★★監督増村保造、撮影宮川一夫
共演黒沢年男・西村晃・小松方正
   
TVシリーズ「唖侍鬼一法眼」
日本テレビ1973/10/7-1974/3/31
   
TVシリーズ「狼・無頼控」第9話
毎日放送1973/12
   
★「海軍横須賀刑務所(11月17日公開)で主演★★
監督山下耕作、撮影仲沢半次郎
共演菅原文太・松方弘樹・山本麟一
   
1974年(昭49) 43歳 ★「御用牙 鬼の半蔵やわ肌小判(2月9日公開)
で主演・製作★★★
監督井上芳夫、共演緑魔子・成田三樹夫・小池朝雄

1974年(昭和49年) 労働組合は徳間康快社長率いる徳間書店と経営再建で合意、破産した大映株式会社に代わり、
9月に新たな法人として、資本金2億円で大映映画株式会社を設立し、徳間書店傘下の映画製作子会社となる。
大映映画株式会社は後に大映株式会社に社名を変更した。
   
★「悪名 縄張荒らし(4月24日公開)で主演★★
監督増村保造、撮影宮川一夫
共演北大路欣也・十朱幸代・中村鴈治郎
   
★「無宿(やどなし)(10月9日公開)で主演・製作★★
監督斎藤耕一、共演高倉健・梶芽衣子
   
TVシリーズ「座頭市物語」全26話
フジテレビ系列 1974/10/3-1975/4/17
   
1975年(昭50) 44歳 TVシリーズ「痛快!河内山宗俊」全26話
フジテレビ系列 1975/10/6-1976/3/29
   
1976年(昭51) 45歳 ★TVシリーズ「新座頭市1」全29話
フジテレビ系列 1976/10/4-1977/4/25
   
1977年(昭52) 46歳    
1977年(昭和52年) 大映映画は撮影所や配給部門を別会社に切り離して、
大映映画撮影所、大映映画京都撮影所、大映配給、大映映像の4子会社に分割された。
大映京都撮影所は大映映画撮影所(貸しスタジオ)となるなど、土地資産の売却や人材の合理化で負債を減らしていった。
徳間書店の出版する小説を原作とした『君よ憤怒の河を渉れ』(永田雅一が映画界に復帰した最初の作品でもある)や
『黄金の犬』などの製作が始まる。

 
   
1978年(昭53) 46歳 ★TVシリーズ「新座頭市2」全19話
フジテレビ系列 1978/1/9-1978/5/22
   
    5月、アヘン所持で書類送検。
起訴猶予処分。 
       
1979年(昭54) 47歳 ★TVシリーズ「新座頭市3」全26話
フジテレビ系列 1979/4/16-1979/11/19
   
   
「勝新、黒澤明監督の「影武者」降板」

黒澤は「信玄と影武者が瓜二つ」という設定から、信玄役を若山富三郎、影武者役を勝新太郎という実の兄弟でキャスティングする意向だった。しかし、若山は勝と黒澤のトラブルを予期し、それに巻き込まれることを嫌って出演依頼を断ったため、勝が信玄と影武者の二役を演じ、山崎努が信玄の弟信廉役を演じる形になった。若山は、「何、黒澤明? そんなうるせえ監督に出られねえよ、俺は」と、出演依頼を断わったその本音を述懐している。

黒澤映画の撮影班のスクリプターを長年務めた野上照代によれば、勝は撮影前から非常にやる気を見せ、京都の料亭で黒澤をもてなしたりしていた。しかし、独自の演技観をもつ勝と、細部まで完璧な画作りにこだわる黒澤とは相容れない予兆があった。

1979年6月末のクランクイン後、最初のリハーサルで勝は台詞を自己流に読み、黒澤は何回もやり直させた。翌日、勝は役作りの参考にしようと撮影所にビデオカメラを持ち込み、自分の演技を撮影したいと申し出たが、黒澤は「余計なことをするんじゃない」と拒否。怒った勝は衣裳を脱ぎ捨て、外のワゴン車に閉じこもった。
黒澤が車内に入って話し合うが、最後は「勝君がそうならやめてもらうしかない」と冷静に言い切った。カッとなって掴みかかろうとする勝を、東宝の田中友幸プロデューサーが羽交い絞めにするという『松の廊下』のような場面もあった。

これにより、『乱』の主演が内定していた仲代達矢が代役として起用されることとなった。仲代は勝とは気の合う友人同士だったので、撮影前に黒澤組のことを聞かれ、「勝さん、黒澤さんの言うことは全部聞いた方がいいよ」とアドバイスしていた。代役のオファーを受ける前に先ず勝に了承を得ようとしたが、どうしても連絡が付かなかったという。
仲代は急な登板ながら独自の影武者像を作り上げたが、マスコミからは「勝の主演で見たかった」という感想もあった。また、恩義のある黒澤から代役に指名されて「光栄です」と発言したことを、「役者の仁義に反する」と批判されたりもした。この騒動で勝とは疎遠になっていたが、仲代の妻宮崎恭子の葬儀に勝があらわれ、互いに抱き合ったという。

勝自身は降板後も未練があったようで、いろいろな伝手で復帰を画策していた模様である。有楽町で行われた試写会に勝が現れると、
黒澤と仲代が咄嗟に隠れたというエピソードもある。映画を観た勝は「(映画は)面白くなかった。」「おれが出ていれば面白かったはずだ。」とコメントした。
   
1980年(昭55) 48歳 TVシリーズ「警視K」全13話
フジテレビ系列 1980/10/7-12/30
   
1981年(昭56) 49歳 9月、勝プロが倒産。
推定負債額、約12億円。
   
1982年(昭57) 50歳 3月、母、八重子が死去。
新生勝プロ発足。中村玉緒が新社長に就任。
 
   
       
1982年(昭和57年) 国交10周年を記念した日中合作映画『未完の対局』が公開され、「永田大作路線」に続く「徳間超大作路線」が始まる。
以後大映は、徳間書店東光徳間事業本部(東光徳間)と共同で中国映画・韓国映画の配給・提供なども手掛けた。 

   
1983年(昭58) 51歳 「迷走地図」(10月22日公開)で主演
監督野村芳太郎
   
TVドラマ「下町物語」
1983/10/6
   
TVドラマ「女たちの大阪城」
日本テレビ1983/11/3
   
1984年(昭59) 52歳 TVドラマ「西部警察パート3
元旦スペシャル燃える勇者たち」

テレビ朝日1984/1/1
   
      
1986年(昭和61年) 京都・太秦の大映映画撮影所を完全閉鎖し、跡地を売却する。 
   
1987年(昭62) 55歳 TVドラマ「独眼竜政宗」
NHK1987/1/4-12/13
   
TVドラマ「忠臣蔵・女たち・愛」
TBS1987/12/28.29
   
1988年(平元) 56歳 「帝都物語」(10月22日公開)で主演
監督実相寺昭雄

   
     勝新の脚本・製作・監督を兼任して制作された最後の「座頭市」

勝の映画作りは完全なワンマン体制で、勝のイメージがすべてに先行し、
脚本は全く無視され、撮影ではアドリブでその場で演出が変わるのが恒例だった。

勝新の長男、俳優の奥村雄大が撮影中、立ち回りの場面において、斬られ役の俳優に誤って重傷を負わせその後死亡した。
撮影現場関係者らと共に広島県警から業務上過失致死罪の疑いで事情聴取を受け、
奥村の使用した日本刀が撮影用の模擬刀等ではなく「真剣」であり、それが首を斬りつけていたことが判明した。

業務上過失到死の疑いで事情聴取を受けたが、「迫力あるシーンを撮ろうとスタッフが用意したもので、
本人は真剣だということを知らなかった」という主張が通った。

「真剣の使用における安全管理の問題」「重大事故の発生にもかかわらず撮影を続行する製作姿勢」などが問題視され、一大スキャンダルとして報道された。奥村は以後謹慎生活を送ることとなった。
   
1989年(平元) 57歳 「座頭市」(2月4日公開)で主演・監督・脚本・製作
共演樋口可南子
   
1990年(平2) 58歳 「孔雀王アシュラ伝説」(2月3日公開)で助演
監督ラン・ナイチョイ
   
   
2月、ハワイの空港でコカインと大麻所持の現行犯で逮捕される。
強制退去処分に。 
「浪人街」(8月18日公開)で助演
監督黒木和雄、主演原田芳雄
   
1991年(平3) 59歳
5月、警視庁に大麻取締法違反で逮捕。
69日後に保釈。 
1992年(平4) 60歳
3月、懲役2年6ヶ月、執行猶予4年の判決がくだされる。 
4月、兄の若山富三郎が死去。
1994年(平6) 62歳
5月、舞台「不知火検校」で本格的に復帰。 
1996年(平8) 64歳
2月、父の杵屋勝東治が死去。
5月、舞台「夫婦善哉・東男京女」で中村玉緒と共演。
7月、頸部や消化器系に以上を訴え入院。
8月、国立がんセンターに転院。
1997年(平9) 65歳
1月に一時退院も再入院。
6月11日、下咽頭がんのため死去。 

 2002年(平成14年)
7月 徳間書店は同業の角川書店に大映が保有する全映画とその配給権およびビデオ制作権、調布市の大映スタジオ(多摩川撮影所)の運営など、全事業を売却することで合意する。
11月、角川の映像子会社「株式会社角川大映映画」が設立され、大映は営業権と従業員のすべてをこれに移譲し、
ここに大映は60年の歴史に事実上幕を下ろした。法人自体は2003年1月に解散、2007年4月に清算結了し、名実共に消滅している。

  



<参考 Wikipedia>

 
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