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ある殺し屋の鍵
大映/79分★★
1967年(昭42)12月2日公開<カラー・ワイド>
脚本 小滝光郎 監督 森一生
撮影 宮川一夫 音楽 鏑木創
原作-藤原審爾/構成-増村保造
出演-市川雷蔵・佐藤友美・西村晃・中谷一郎・山形勲・伊達三郎・金吉吉男・内田朝雄
あらすじ(MovieWalker)
同じ年の4月に公開された「ある殺し屋」の続編。

スタッフは脚本以外同じ。雷蔵の役名も前作を引き継いでいる。前回は料亭の板前が仮の姿だったが、今回は芸姑踊りの師匠となっている。雷蔵の踊る姿は、流石に歌舞伎界出身だけあって、様になっている。

何故主人公が殺し屋になったかは、前回と同じように戦時中の海戦模様がフラッシュバックされるが、あまり定かにはなっていない。当時の戦友とか出てきたらそれなりに説得力が増したかもしれない。

プールでの内田朝雄殺しは面白いが、ラストの山形勲殺しはいま一つ。ちょっと無理がある。

また題名にもなっている「鍵」だが、これがいま一つ合点が行かない。佐藤友美が電話するカットに音声がないのが理由だが、佐藤が雷蔵のロッカーの場所を知る術は無いはずなので、ロッカーに爆弾が仕掛けられているという電話ではなく、空港での山形襲撃を知らせている電話だろう。

しかしラストのロッカーに預けた大金が没収されるという、強引な設定を少しでもあやふやにしたいという、思わせぶりな構成となっている。

映画としては、致命的な欠点だと思える。溜飲が下がらない、納得できない終わり方だ。




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