花の白虎隊 大映/91分/ 1954年(昭29)8月25日公開<白黒> |
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脚本 | 八尋不二 | 監督 | 田坂勝彦 | |||
撮影 | 牧田行正 | 音楽 | 渡辺浦人 | |||
主演-市川雷蔵 出演-花柳武始・三田隆・黒川弥太郎・勝新太郎 |
★雷蔵と勝新のデビュー作。雷蔵主演で勝新は助演。 <当時の番宣テキスト> 「春琴物語」の八尋不二の脚本を「殴り込み孫悟空」の田坂勝彦が監督する。撮影は「知らずの弥太郎」の牧田行正、音楽は「三代目の若旦那」の渡辺浦人の担当。出演者は関西歌舞伎の若手市川雷蔵、新派の花柳武始、長唄の勝新太郎等が白虎隊士に扮する外、OSKの小町瑠美子、「嫁とよばれてまだ三月」の峰幸子、「愛染かつら(1954)」の三田隆、「投げ唄左門二番手柄 釣天井の佝僂男」の黒川弥太郎、そのほか阿井美千子、入江たか子などである。 <見た人の感想> 「正直内容としては退屈で、時代劇っぽくもなく、娯楽映画でもなく、かといって白虎隊をしっかり描いた作品というわけでもない。 勝新太郎がほとんど脇にまわっているのに対して、市川雷蔵は最初から優遇されています。白虎隊のリーダー格で彼女持ちで、家族もきちんと描かれ、死に際もあっさりとしていない、くどく画面に映り続けるというザ主役。 まあ期待の新人の顔見せ、売り出しのための作品って以上のものは感じられなかったですね」 <1954年 昭和29年の世相> 01/01 50銭以下の小銭廃止。 ●世相 電気洗濯機、急速に普及/男性ファッションモデル登場/初のSFトリック映画「ゴジラ」封切で怪獣ものブームに/ヒロポン禍問題/10円牛乳/粉末ジュース 流行歌 高原列車は行く/岡本敦郎 書籍ベストセラー女性に関する十二章 TVシルエットクイズ (日本テレビ) 邦画@二十四の瞳(松竹) 洋画@嘆きのテレーズ(仏) |
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