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華岡青洲の妻
大映/99分★★★★★
1967年(昭42)10月20日公開<モノクロ・ワイド>
脚本 新藤兼人 監督 増村保造
撮影 小林節雄 音楽 林光
原作-有吉佐和子
出演-市川雷蔵・若尾文子・高峰秀子・伊藤雄之助・渡辺美佐子・浪花千栄子・内藤武敏・丹阿弥谷津子・原知佐子・伊達三郎
あらすじ(MovieWalker)
ほぼ一年ぶりのシリーズ化作品以外の雷蔵主演作。監督は前年6月公開の「陸軍中野学校」以来の増村保造。

有吉佐和子の同名小説は未読だが、雷蔵演ずる医者の嫁として嫁いだ若尾文子と、姑にあたる高峰秀子との凄まじい愛憎劇の映画。ときには凄惨、時には滑稽な日々を、役者陣の演技合戦と骨太な演出で一気に見せる傑作。

華岡青洲は(1760-1835)は、実在した江戸時代の外科医で、記録に残るものとして、世界で初めて全身麻酔を用いた手術(乳癌手術)を成功させた。

前年の1966年に発表されたこの小説により、医学関係者の中で知られるだけであった華岡青洲の名前が一般に認知されることとなった。 有吉は翌年、第6回女流文学賞を受賞している。

動物実験のみでは成果を得られず、身内の実験によって全身麻酔を追求していく医者を演ずる雷蔵。その職業人としての狂気は横において、妻と姑の、雷蔵の信頼を勝ち取るために自ら人体実験に自身の体を献上していく二人を中心に描かれている。

雷蔵は太い眉のメーキャップで好演しているが、主演作としては物足りない。しかし、映画としては、愛して憎んだ高峰が、ラストには若尾自身に変節してしまうトシーンも含めて、十分に面白い映画となった。




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