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新兵隊やくざ 火線
東宝/92分
1972年(昭45)4月22日公開<カラー・ワイド>
脚本 増村保造
東条正年
監督 増村保造
撮影 小林節雄 音楽 村井邦彦
出演-勝新太郎・田村高廣・安田道代・宍戸錠・大瀬康一・大滝秀治・松山照夫
あらすじ(MovieWalker)
「兵隊やくざ」シリーズ第9作。1968年以来4年ぶりの新作にして最終作となる。
「座頭市御用旅」に続いての勝プロ製作東宝配給。シリーズ最初で最後の、カラー作品でもある。

監督は第1作の増村保造で脚本も兼ねる。相棒の上等兵殿も田村高廣で変わらず。
シリーズ第5作の安田道代が再び中国人役で出演。

宍戸錠演ずる軍曹が、典型的な悪役パターンで見ていて閉口する。上官の大瀬康一もワンパターンの人の良い上官で、共に増村作品にしては人物造形に深みがない。

また「顔役」での初起用となった村井邦彦が、今回も音楽を担当しているが、現代風の甘いメロディーで、画面を引き立てるどころか足を引っ張っている。戦争映画の音楽としてはこれでは失敗だろう。

ラストの勝新と宍戸のタイマン対決は面白かった。ただその後のエンディングがイマイチ。上等兵殿はどこへ行った。強引な筋運びは娯楽映画の常道ではあるが、もう少し他に疑問を持たないように誤魔化して欲しい。そんな所の手腕は、増村より田中徳三の方が、この映画には合っていただろう。



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