切られ与三郎 大映/94分★★ 1960年(昭35)7月10日公開<カラー・ワイド> |
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脚本 | 伊藤大輔 | 監督 | 伊藤大輔 | |||
撮影 | 宮川一夫 | 音楽 | 斎藤一郎 | |||
出演-市川雷蔵・淡路恵子・中村玉緒・冨士眞奈美・浦辺粂子・小沢栄太郎・多々良純・香川涼介 |
歌舞伎の世話物の名作の一つ、『与話情浮名横櫛』(よわなさけうきなのよこぐし)をベースにした伊藤大輔・脚本監督作品。 通称『切られ与三』(きられよさ)、『お富与三郎』(おとみよさぶろう)、『源氏店』(げんやだな)など。 伊藤監督得意の大悲喜劇もの。伊藤監督は雷蔵主演「弁天小僧」や京マチ子主演「いとはん物語」でも救いようのないアンハッピーエンドで、特に醜女を主人公とした「いとはん物語」などは何故にこのような救いのない物語を好むのか少々理解しづらい面がある。 今回も二人の女に裏切られ、最後は自害された女を抱きながら入水していくラストとなっている。 冨士眞奈美は可愛いのだが、再開してからのテンポが冗長でだれる。もっとテンポよく悲劇に突っ走ればもっと名作になった気がする。 |
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