鯨神★★ 大映/100分 1962年(昭37)7月15日公開<モノクロ・ワイド> |
||||||
脚本 | 新藤兼人 | 監督 | 田中徳三 | |||
撮影 | 小林節雄 | 音楽 | 伊福部昭 | |||
原作-宇能鴻一郎 出演-本郷功次郎・勝新太郎・藤村志保・江波杏子・志村喬・藤原礼子・上田吉二郎 |
今では官能小説として有名な宇能鴻一郎の、第46回芥川賞受賞作の「鯨神」の映画化。 脚本は名手新藤兼人だが物語の始まりがつまらなく、何度も見るのをやめようと思った。主人公の祖父・父・兄が相次いで捕鯨で死んでいく。場所の説明も国内での捕鯨の歴史もわからなくついていけない。ナレーション等でそこら辺の解説があればより面白く見れたのだが・・・。 特撮に関してはそれなりに迫力がある。 監督は小松原力、撮影には的場徹、造形は大橋史典。 音楽が伊福部昭で前年に公開された「モスラ」の、ミンダナオ島の土人踊りの音楽がそのまま使われている。 勝新は藤村志保を強姦するほどの悪人として登場。ラストはちょいといい人で終わる。 「新 悪名」と「続 座頭市物語」の間に撮影された作品。 |
弊社の配信するコンテンツ・動画等の整合性・信頼性に関しては万全を期しておりますが、 それにより生じた損害に対しては一切 の保証を負いかねます。 弊社が提供するコンテンツを無断で複製すると、著作権侵害となります。 |
Copyright (C) 2019, zeicompany. All rights reserved.
Free to Link
|