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待ち伏せ
東宝/117分★★
1970年(昭45)3月21日公開<カラー・ワイド>
脚本 稲垣浩・小国英雄
高岩肇・宮川一郎
監督 稲垣浩
撮影 山田一夫 音楽 佐藤勝
出演-三船敏郎・石原裕次郎・勝新太郎・中村錦之助・浅丘ルリ子・有島一郎・喜多川美佳・土屋嘉男・市川中車
あらすじ(MovieWalker)
製作は三船プロダクションで配給が東宝。

この時代、テレビの普及と共に映画産業は衰退を始めていた。映画会社は、製作費用を削減し、撮影所の規模も縮小をしていた。

三船敏郎(当時50歳・以下同)は、所属する東宝から「君はプロダクションを作り、仕事を回すから自分のところで映画を作るように」と告げられ、1963年に三船プロダクションを設立。同じように石原裕次郎(当時36歳)も同年に石原プロモーションを設立。「太平洋ひとりぼっち」「黒部の太陽」「栄光への5000キロ」などを製作して気を吐いていた。また中村錦之助(当時38歳)も1968年に中村プロダクションを設立。「祇園祭」をはじめ、この年2月には「幕末」が公開。勝新(当時39歳)も1967年に勝プロダクションを設立していた。

そんな状況の中でこの映画は製作された。
日本映画を代表するスターたちが集まれば、きっと面白くてお客さんの入る映画ができるだろうと言う幻想の元・・・。

案の定、映画はたいして面白いものとはならなかった。製作される前からほぼ分かっていただろうに・・・。
マキノ雅弘監督の父、マキノ省三の名言「一スジ、二ヌケ、三ドウサ」は無声映画時代でも、1970年代のこの時代の映画においても変わりなかった。スジ、脚本が駄目な映画はやはり面白くはならない。

三船はあいも変わらず「用心棒」「椿三十郎」の浪人キャラ。裕次郎は旅がらすの役だがラストの行動も含めて精彩なし。勝新も定石通りの役。一人錦之助が、ドモリの代官役で面白いが、後半は尻すぼみ。大スター集めても面白い映画は出来ないという典型的な作品。

本作は監督稲垣浩の遺作となった。1920年代から活躍、「無法松の一生」「宮本武蔵」「風林火山」など多くの作品を残した。

ちなみに茶屋の娘を演じた新人女優、喜多川美佳は三船の愛人となり、のちに三船美佳が生まれている。この時もうすでに愛人だったのか、この先愛人になったのかは、ワカラナイ。




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