眠狂四郎女妖剣 大映/81分★★★ 1964年(昭39)10月17日公開<カラー・ワイド> |
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脚本 | 星川清司 | 監督 | 池広一夫 | |||
撮影 | 竹村康和 | 音楽 | 斎藤一郎 | |||
原作-柴田錬三郎 出演-市川雷蔵・藤村志保・城健三郎・久保菜穂子・根岸明美・伊達三郎・春川ますみ・浜村純・稲葉義男・阿井美千子 |
柴田錬三郎原作「眠狂四郎」シリーズの第4作。 かなりのエロ感度が高い、つまりは女優の裸がたくさん出てくる。この当時、テレビの胎動で観客数は年毎に減少していたのが背景にあるだろう。 藤村志保も、実際は隠してはいただろうが全裸シーンが有る。また狂四郎の出生の秘密を知る久保菜穂子も、衣装を次々ら斬られて透け気味のショーツ一枚の姿となるシーンが有る。 この回で初めて、円月斬りを多重露光の残像残しで表現している。若い世代に当たる、池広一夫監督が編み出したもののようだ。 再登場の、城健三郎(若山富三郎)との対決は中途半端に終わる。これ以降、また登場するのだろうか。春川ますみとの情交シーンが艶めかしい。唯一の面白いシーンだった。 この作品はシリーズ中最大のヒットとなったそうだ。 併映は「座頭市血笑旅」。ちょうど東京オリンピック開催時の公開。座頭市で笑い、狂四郎で生唾を飲み込む。時代の高揚感がほのかに感じられる。 |
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