新 忍びの者 大映/86分★★★ 1963年(昭38)12月28日公開<モノクロ・ワイド> |
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脚本 | 高岩肇 | 監督 | 森一生 | |||
撮影 | 今井ひろし | 音楽 | 渡辺宙明 | |||
出演-市川雷蔵・伊達三郎・東野英治郎・若尾文子・三島雅夫・成田純一郎・北原義郎・杉田康・細川ちか子 |
「忍びの者」シリーズ第3作。 昭和39年度の大映正月映画。併映は「悪名一番」。 タイトルに「新」が付いているがストーリーは前作「続 忍びの者」の続き。 雷蔵と秀吉の東野英治郎との確執が中心。若尾文子は淀君役だがほとんど絡まない。家康の役は三島雅夫に変わっているが、この家康もまた好演している。 忍者の手練手管の城への侵入シーンとか、剣がぶつかり合う音しかしない忍者同士の対決シーンとかが面白く描かれる。森一生監督はストーリーの大枠は殆ど歴史的に決まっているので、細部の描写に力量を置いているだ。 ラストの、秀吉を討ったあとの雷蔵の負の喜びは、なかなか共感は呼びそうもない。後味は良くない。 |
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