新 座頭市物語 大映/91分★★★★ 1963年(昭38)3月15日公開<カラー・ワイド> |
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脚本 | 犬塚稔 梅林貴久生 |
監督 | 田中徳三 | |||
撮影 | 牧浦地志 | 音楽 | 伊福部昭 | |||
出演-勝新太郎・河津清三郎・坪内ミキ子・須賀不二男・近藤恵美子・伊達三郎・丹羽又三郎・遠藤辰雄 |
「座頭市」シリーズ第三作。 この回はかなり面白い。市は生まれ故郷に戻り、その場所で育ての親や、居合抜きの師匠とその娘などの人間関係が複雑に絡み合って行く。 仇討ちを望む須賀不二男とのサイコロのやり取りが素晴らしい。あっけなく殺された後の、怒りに震える勝新も良い。 この作品、殺陣シーンが出色の出来。牧浦地志のカメラワークも相まって息が詰まるほどの迫力。それぞれのセットの美術の仕事も見応えあり。日本映画最高の美術スタッフだろう。 ラストの市のセリフ「お嬢さん、市はこんなやくざ稼業の人間でございます」が切ない。 |
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