若親分乗り込む 大映/84分★★ 1966年(昭41)5月3日公開<カラー・ワイド> |
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脚本 | 浅井昭三郎 | 監督 | 井上昭 | |||
撮影 | 今井ひろし | 音楽 | 小杉太一郎 | |||
出演-市川雷蔵・本郷功次郎・藤村志保・松尾嘉代・垂水晤郎・遠藤辰雄・三島雅夫 |
「若親分」シリーズ第4作。 憲兵隊対若親分、の対立構図。地方土地に世話になった親分を訪ねる若親分。子分はどうしたのだろう。自分の組をほっぽり出して大丈夫なのか。 このシリーズの致命的な欠陥は、雷蔵演ずる若親分の胸中がはっきりと分からない事だ。 海軍将校から若親分に転身した訳だが、その理由が「父の死去による跡目相続」のようだが、それだけでは観客の共感は得られないだろう。親父が死んで後を継ぐ例は枚挙にいとまがない。 心情の部分での「任侠に生きる」部分が描かれてないので、雷蔵の行動に一体感は得られない。 ラストの少将への直訴も、都合の良いときには海軍将校に変装して権力を利用する、小賢しさが目立つ。首尾一貫していない。 |
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