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やくざ絶唱
大映/92分★★★★
1970年(昭45)7月11日公開<カラー・ワイド>
脚本 池田一朗 監督 増村保造
撮影 小林節雄 音楽 林光
原作黒岩重吾
出演-勝新太郎・大谷直子・田村正和・太地喜和子・青山良彦・川津祐介・加藤嘉・荒木道子・内田朝雄
あらすじ(MovieWalker)
「兵隊やくざ」以来5年ぶりの増村保造監督の勝新主演作。配給はダイニチ映配株式会社。

原作は黒岩重吾「西成山王ホテル・崖の花」より。大阪の底辺地区・西成で暮らす人間を描いた短編集で1965年出版の中の一編。

映画の舞台は大阪・西成とは特定されていない。兄妹の住む借家はそれなりの一軒家だ。社会の底辺で暮らす人間にスポットを当てるのではなく、異母兄弟の近親相姦をテーマにしている。

大谷直子が素晴らしい。この時は20歳。女学生姿も、その後の大人の女の姿も似合っている。増村監督は大谷直子が起用出来たから、この作品を作ったのではないだろうか。それくらい存在感がある。
また勝新も、異父の妹を溺愛する兄を見事に演じきっている。ある意味、適役だ。絡む川津祐介も、田村正和も、また荒木道子もそれぞれ適役で好演している。

「お兄ちゃん!」と子供のように哀願する大谷を抱き寄せる勝新。二人の姿が哀切伴って心を打つ。

もう一歩踏み込んでも良かったと思われるが、当時の社会状況ではこれが娯楽映画としてはギリギリの範疇だったろう。果敢なテーマに挑んで娯楽映画に仕上げたスタッフ・キャストを、讃えたい。


以下Wikiより転載
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大谷 直子1950年東京都足立区出身。

東京・北千住の下町に育つ。高校在学中の1968年、知人が本人に知らせずに応募した岡本喜八監督の『肉弾』の一般公募で300人の応募者の中から合格、スクリーン・デビューを果たす。

『肉弾』での演技がNHKのドラマ制作者の目に留まり、翌1969年のNHK連続テレビ小説『信子とおばあちゃん』でヒロイン・小宮山信子役に抜擢されて、平均視聴率37.8%、最高視聴率46.8%を記録した同作品の主演を1年間にわたり務めて一躍人気を博す。

1980年、鈴木清順監督の映画『ツィゴイネルワイゼン』に主演して一人二役を演じ、
第4回日本アカデミー賞優秀主演女優賞並びにキネマ旬報主演女優賞を受賞。

1981年、妊婦ヌード写真集『直子 - 受胎告知』を発表。

1993年、映画『橋のない川』で第7回高崎映画祭最優秀助演女優賞、及び第2回日本映画批評家大賞審査員特別賞を受賞。

2007年秋に癌細胞の影響で骨がもろくなり、背骨を圧迫骨折。精密検査でステージ4の悪性リンパ腫と診断。余命3ヵ月の宣告を受けた 。
1ヵ月の入院と続く通院による抗がん剤・抗体薬での治療を経て、半年後に治療を終了[5]。4年間の療養生活を経て体力も回復し、2012年公開の映画『希望の国』で復帰した。

私生活では、1971年から1974年まで松山省二、1979年から1994年まで清水綋治との2回の結婚・離婚を経て、1人で3人の子を育てた。




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