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座頭市喧嘩太鼓
大映/82分★★★★
1968年(昭43)12月28日公開<カラー・ワイド>
脚本 猿若清方
杉浦久
吉田哲郎
監督 三隅研次
撮影 森田富士郎 音楽 池野成
出演-勝新太郎・三田佳子・佐藤弁・藤岡琢也・西村晃・五味龍太郎・ミヤコ蝶々・戸浦六宏・伊達三郎・玉川良一・曽我町子
あらすじ(MovieWalker)
「座頭市」シリーズ第19作。三隅研次監督の「座頭市」はちょうど一年前の「血煙街道」以来。

今回は傑作だった前作とは違う味わいの、ケレン味たっぷりの娯楽映画となっている。
三隅研次監督は、細かい所はこだわらず、とにかく観客が拍手喝采するであろう、面白い映画を目指したようだ。

月が陰った夜道を、市が先頭に立ってムカデ競争のように歩くコミカルなシーン。市の居合が抜かれる最初のシーンは、家屋の外から狙ったワンカット画面で一瞬で相手を倒す痛快さ。市が馬に飛び乗って、追跡者を追い越してしまうシーン等など。

観客が望む、見たい座頭の市を、主役の勝新もスタッフも総出で創り上げているよう。

今回の相手役は佐藤弁。最初の登場シーンで三田佳子を引き止めるのだが、この意味がよく分からない。三田の姿に一目惚れしたのだろうが、セリフがないので最後まで何故佐藤が三田にこだわるのかが不明。

ラストの決闘シーンは迫力あるのだが、副題にもなっている「喧嘩太鼓」が突然聞こえてくる。これが最初は映画の挿入音楽かと思ったのだが、どうも現実に聞こえてきていて、それが市の耳を阻害させる理由になっている。太鼓を叩くカットが差し込まれるのでもなく、近くで祭りが催されているのでもなく、唐突感が否めなかった。

三田佳子は個人的に好きではないのだが、この映画の三田はとても良い。花魁になった姿がまた一段と美しかった。今回、久し振りに女に惚れられ市、ラスト近くの三田と勝新の抱き合った2ショットが羨ましい。




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