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座頭市血笑旅
大映/87分★★★★
1964年(昭39)10月17日公開<カラー・ワイド>
脚本 星川清司
吉田哲郎
松村正温
監督 三隅研次
撮影 牧浦地志 音楽 伊福部昭
出演-勝新太郎・高千穂ひづる・石黒達也・金子信雄・加藤嘉・天王寺虎之助・伊達三郎・北城寿太郎・橋本力
あらすじ(MovieWalker)
「座頭市」シリーズ第8作。

1962年の第1作「座頭市物語」から約2年ぶりの三隅研次監督の「座頭市」。前作の超人・座頭市を見直し、本家戻りの人間臭い市が描かれており、シリーズでも屈指の秀作ではないだろうか。

三人の脚本家がクレジットされているが、推敲を重ねたであろうその構成には無理がない。市が自分の身代わりに殺された母親の子供を、金子信雄演ずる親まで届ける単純なストーリー。非常に分かりやすいのが良い。

高千穂が子供に情愛を向けるキッカケが弱いのと、ラストで子供の親である金子を切り捨てなければならない、市の逡巡が描かれてあれば傑作となっただろう。

松明で市の聴覚を乱しての斬り合いシーンは迫力十分。現場での安全対策は施しているはずだが、市の腕や足が本当に燃えたまま居合抜きをするカットにはシビレる。

按摩の集団と三度すれ違うが、ラストは市、自ら隠れてやり過ごす。同じ境遇の仲間とも決別して、裏街道を歩くしか無い市の寂寥感が胸を打つ。

シリーズの生みの親である三隅研次監督の、面目躍如の「座頭市」シリーズの一作。



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