新座頭市物語 折れた杖 東宝配給/92分★★★★ 1972年(昭47)9月2日公開<カラー・ワイド> |
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脚本 | 犬塚稔 | 監督 | 勝新太郎 | |||
撮影 | 森田富士郎 | 音楽 | 村井邦彦 宮本光雄 |
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出演-勝新太郎・太地喜和子・中村嘉葎雄・小池朝雄・吉沢京子・高城丈二・春川ますみ・藤岡重慶 |
「座頭市」シリーズ第24作。製作は勝プロで東宝配給。 「顔役」に続く勝新監督作品。 前作と似た、ロングの絵を使わず、タイトな画面で前編貫いている。手持ち撮影はほとんど無くなったので、その分見やすい。タイト過ぎて解りづらい所もあるが、その手法は十分成功している。 ただ太地喜和子の役柄と演技に華がなく、魅力的でないのが致命的。その相手となる中村嘉葎雄も見どころはない。市を騎乗位で攻めるシーンも、もう少しエロくならなかっただろうか。 むしろ吉沢京子と、その弟との話を拡げていったほうが良かっただろう。とはいえ、小池朝雄は十分憎ったらしく描かれ、副題になった折れた杖でのクライマックスの死闘も緊張感あって見応え充分。 直近の三作連続起用の村井邦彦の音楽は、今回はハマっていて良かった。 |
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