座頭市関所破り 大映/86分★★★ 1964年(昭39)12月30日公開<カラー・ワイド> |
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脚本 | 浅井昭三郎 | 監督 | 安田公義 | |||
撮影 | 本多省三 | 音楽 | 小杉太一郎 | |||
出演-勝新太郎・高田美和・平幹二朗・滝瑛子・上田吉二郎・伊井友三郎・河野秋武・中田ダイマル・ラケット |
「座頭市」シリーズ第9作。 企画者である浅井昭三郎が脚本を書いている。監督は安田公義なので齟齬がないそれなりの水準の娯楽作に仕上がっている。 この作品、音楽が良くない。タイトルバックもラストも現代風なアレンジ。ともかくこの作曲者は「座頭市」には合っていない。改めて伊福部昭や斎藤一郎の音楽の良さが理解できる。 段取りの構成が目につく。子供達に市を探せるために、市は大して意味のない小屋に行くトーンとか。本来ならいらないのだが・・。脚本家の甘さが目につく。 ラストももう人工夫欲しかった。除夜の鐘が鳴り響く中での斬り合い。御用提灯の中、市はどのようにして逃げ延びたのだろう? 本作は併映の「忍びの者 続霧隠才蔵」とともに昭和40年の大映正月映画。 オリンピックの翌年。国内は好景気に沸いていた。 |
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