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座頭市千両首
大映/82分★★
1964年(昭39)3月14日公開<カラー・ワイド>
脚本 浅井昭三郎
大田昭和
監督 池広一夫
撮影 宮川一夫 音楽 斎藤一郎
出演-勝新太郎・島田正吾・坪内ミキ子・城健三郎・長谷川待子・石黒達也・伊達三郎
あらすじ(MovieWalker)
「座頭市」シリーズ第6作。

監督はシリーズ初の池広一夫。そして撮影は名手宮川一夫。ケレン味たっぷりのタイトルバック。鮮やかな居合斬りを披露する市。シリーズ6作目ともなると、勝新演ずる座頭市はすでに観客の中に定着しているので、サービス精神満点の始まりとなっている。それまでのバタ臭さが抜けて、衣装の色使いも少し派手気味だ。

この作品は題名の如く「千両箱」がキーワードなのだが、構成に難がある。坂から転がり落ちた千両箱に座っている市。悪人がそれを取り返すべく市を狙う。当然斬り倒される。一服吹かす市。その後の描写がまったくない。肝心の千両箱を市はどうしたのか?どこかに隠したのか?

なのでそれに続く、市が農民たちに千両をどうしたと問われるシーンも、言葉として話さないのがとても不自然。無理やり国定忠治に会いに行く話に持っていってしまう。

致命的な欠点だ。島田正吾演ずる国定忠治を、今回市と絡ませるのが至上命令で話を作ったのだろう。

宮川一夫のカメラは、提灯の使い方など素晴らしく、ラストの実兄弟対決も迫力がある。しかし肝心なお話に疑問符が付きっぱなしで、残念な結果となった。




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